推しCPの香水を作ってみたー後編ー
- 沖乃
- 1月18日
- 読了時間: 8分
前編は推し香水を作るにあたってのオーダーシートの記入の仕方の報告みたいな内容でした。後編は実際届いた香水について書いていきたいと思います。
ぶっちゃけあまりの嬉しさにめちゃくちゃテンション上がっております。あと、作っていただいた香水はあくまでも私の主観で作っていただいた香水ですので、全然イメージと違うと思われる方もいらっしゃるかと思います。
なので、少しでも解釈違いだと思われましたらブラウザをそっ閉じでお願いします。
では香水レビュー始めます。


オーダーシートを作成し入金を終えると2〜3週間くらいで待ちに待った香水が届きます。
仕事を終え帰宅したら既に届いていた時はもう本当に歓喜しました! すぐにでも開けて中を確認したかったのですが、夕飯等家事を終わらせてからゆっくり開けた方がいいに決まってると、そわそわする気持ちを抑えて、夜中家族が寝静まってからようやくご開帳っっっ!!!!


オーダーシートで入力したカラーがメッセージカードをシンプルですが品良く飾ってくれてます。
もうこの時点でテンションアップ!
今回は普段使い用と概念用の二つを頼みましたので間違えないようにカラーコードの順番を変えました。
左側が概念用、右側が普段使い用になります。

ではまず概念用の香水から。
メッセージカードを開けるとイメージカラーの内側にメッセージが。左側に香水の香料の情報を、右側に私が記入したオーダーシートから読み解いてくださった、二人の解釈と選んだ香料の理由を記載してくれてます。
オーダーシートの内容は二つとも同じ内容で送信しましたから、もしかしたらメッセージの内容も同じかもしれないと思いましたが、別々の内容を綴られたメッセージでした。嬉しい。
私はイグリット、旬の順で記入しちゃいましたので、二つともイグリットが一段目、旬が二段目の説明になってます。
とにかくイグリットに関しては、オーダーシートの世界観やキャラの性格のところにこれでもかというほど沖乃の妄想を書き散らかしましたので、イグリットに関してはメッセージを正確に読み解いてくださっているのが本当に嬉しかったです!
〝静けさの中に忠誠心と不動の決意を秘めている〟
まさしく私の書くイグリット。
「どんな状態であっても必ず守り抜く意思」とは、バラン戦で自身の再生が間に合っていない状態でも旬を守るシーンから記入した文でしたが、その箇所に目を留めていただけたことが嬉しかったです。大好きなシーンなんです(*´꒳`*)
〝「隠れた美点」「燃える思い」〟
〝彼の内に秘めた情熱〟
この部分は私が少しだけ妄想を書き綴った箇所を拾ってくれたのかなと。うちのイグリットはあまり熱く語るタイプではないけど、旬に対しての想いは誰よりも深く重いと思っておりますので。
次に旬に対してですが「血の気が多い」と記入したのは、旬がですね、よく中指立てるじゃないですかw アイスエルフの時もそうだし、トーマス戦や竜帝戦の時も。なので絶対旬って負けん気が強くて血の気が多い。でもちゃんと感情をコントロールできる冷静さも持っていると私は思っているので、そのことを書いたのですが、それを受け取っていただけたみたいです。
「あなたのために生きる」は、ウチのイグ旬の
旬とは少し解釈が違ったのですが、家族のために生きる旬が実は心の奥の深く深く、本音の部分で誰にも知られることなく、自分でも無自覚にイグリットを求めているんだって思ったら、ちょっとグッとクるなあって思ったり。
旬が死ねば召喚されているイグリットも消滅してしまう。だからイグリットを消滅させないために生き続ける。意識はしていないけど、無意識下で持つ想いであればいいなと夢想してます。
香りの方は概念重視でお願いしてましたが、全然普段使いでもできるくらい、私的には好みの香りでした。
メッセージにも書かれているようにウッディな香りの中に温かみを感じる香りがあって、これが多分カルダモンとかジンジャーかなって推測してます。
これは冷静で落ち着いた中にも熱い想いが秘められてるようにも感じられて、二人の主と従の狭間の感情の揺らぎにも思えて、胸が熱くなりました。
トップノートはウッディのスパイシーで甘やかな香りが強く出ていたのですが、ラストノート辺りになるとそれが薄らいで、落ち着いた柔らかな香りとなり、さながら二人きりの夜にイグリットの傍で安心して身を預ける旬が脳内にイメージとして浮かびました。
シダーウッドの香りには鎮静作用があるようなので、イメージとしてはぴったりですね。


次は普段使い用の香水です。
カラーは先の香水と同じカラーコードで配置だけを変えました。真ん中を二人の共通カラーのブラック、下をイグリット、上を旬のカラーにしました。
メッセージはこちらもイグリットについてが上段、旬についてが下段となります。
全体的なメッセージはオーダーシートの内容を変えてませんから、ほぼ同じです。それでも記入内容の取り上げられた部分が少しずつ違うのは嬉しいです。
〝「忠誠心の塊」、「激情的」〟
私の中のイグリットって無口で生真面目で忠誠心の塊の、お手本のような騎士なのですが、そんな中でカルガルガン戦での戦闘で、オークの頭部に刺した短剣を更に足で刺しこみつつ別のオークからの攻撃を大剣で受け止めるシーンに、正当な騎士とはいえない粗野な部分を垣間見たのですね。勿論それが品がないとかそういうのではなく、寧ろイグリットの魅力が増したというか、そんなワイルドな一面も持ち合わせているんだって、当時キュンキュンしたのを覚えています。
それ以外にも転職クエストでの彼の戦闘の激しさはやっぱりどこか正統派な騎士というよりは、叩き上げで騎士団長まで昇りつめた実力者なのではないかなと想像せざるを得ません。
平時の時の落ち着いたイメージと戦闘時の激情的なイメージ、それがイグリットに対して持つ私の中のイメージのひとつです。
〝冷静さと規律の中に熱い情熱と深い献身を秘めた人物〟
〝静かで揺るぎない信念と情熱〟
頂いたメッセージの〝熱い情熱と深い献身を秘めた〟のところが従者としてではない、イグリット個として旬を想う覚悟のようなものをこの言葉に感じました。けっして旬に知られてはならない深く重い綺麗なだけじゃない想いです。勿論、これは沖乃の勝手な思い込みなんですけどね。
次に旬についてのメッセージですが、これは概念香水のメッセージよりもこちらの方が旬らしいと思いました。
〝芯の強さと冷静な覚悟〟
〝人々を守る覚悟と内に秘めた優しさ〟
まさにその通り! って大きく頷いちゃいました。
作中でも旬はことあるごとにターニングポイントに立たされ、その度に何かを決め、何かを失い、そして前へと進まなければなりませんでした。それは一番は家族を守るため、そして家族がいる世界を守るため。だから、自分がどんなに人としての道を外れ、人ならざるものとなってしまっても揺るぐことのない覚悟があったからなんだと思います。
時に冷静に冷徹、だけど自己犠牲とも言える優しさ。人間不信であっても、君主たちを倒した世界を回帰させ、ゲートが開く前に自分一人で君主たちを迎え撃つ意志と覚悟。回帰させなければ後世に語り継がれるであろう英雄になれたのに、ゲートが開いたことで失われた命を守るために回帰することを望んだ旬は、やっぱり誰よりも優しい心の持ち主なんだと思います。
で、肝心の香りについてですが、こちらはまずははっきりとしたレモンの香りが前面に出てきて、キリっとすっきりした爽やかな香りでした。トップノートがビターオレンジとジュニパーベリーなのもすっきりとした香りのもとなのかなと思います。その後もレモンの香りが続く中、始めのキリリとした香りが和らぎ、セージと森林を思わせるローズウッドが仄かに漂いました。
甘やかさの少ないこちらの香りは、主従の枠を踏み出せない、でも主従の絆は誰よりも強く結ばれた二人のようで、私の気分も少し背筋が伸びる感じがしました。
日常使いと概念とどちらが好きかと言えば、私は概念の香りの方が好きでした。
でも、どちらも全然普段使いができる香りなので、これから仕事に趣味に何か頑張りたい時には付けて気合を入れようと思います(*´꒳`*)
あと、自分的に日常使いのキリっとすっきりとした香りは主従の時の二人、概念の少し甘く温かみのある香りは主従を外れた恋人同士の二人の香りのように思えました。

なにはともあれ、押し香水! 本当に素晴らしいです!! 期待以上です!!
今回はカップリングの香水にしたのですが、次は絶対旬、イグリットの個の香水を作りたいです! 二人の個々の香りがやっぱり欲しくなります! そして、個々の香水を掛け合わせて、その香りを嗅いでみるものいいかもしれないと思いました。
ということで、長々と書き連ねましたが(色々余計なことも書きました……)押し香水の感想レポートは以上です。
もし、押し香水を作ってみたいなーって思われた方がいらっしゃいましたら「Scently」さんのリンクを下に貼っておきますので、一度見に行ってみてください。他の方のレビュー漫画なんかも掲載されています。良きです!
公式サイト:Scently 推し香水の専門店( https://scently.jp/ )
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